就労ビザ廃止の背景を説明する足利氏

　企画委員会（委員長＝奥澤徹：野村オーストラリア）と日本貿易振興機構（ジェトロ）シドニー事務所は5月15日、「オーストラリア就労ビザ（457）の廃止・改正に関する緊急セミナー」を開催、110人が参加した。
　オーストラリア連邦政府は2017年4月18日、駐在員らに適用する就労ビザ（457）を廃止し、2018年3月から新しいTemporary Skill Shortage (TSS) visaを導入することを発表した。セミナーでは、日系企業へ及ぼす影響や今後の対策などについて、ＡＯＭビザコンサルティングの足利弥生氏と、ＦＣＢスマートビザのジェイコブ・ワイリー氏から説明を聞いた。