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 26/04/2006

資源部会「タスマニア州電力事情」視察会を開催
 −持続可能な資源エネルギーへの挑戦−

ハイドロ・タスマニアの取り組みについて調査 シドニー日本商工会議所資源部会(部会長=古塚伸一・豪州石炭資源開発)は4月3〜4日、タスマニア州で行われている「リニューアル・エネルギー」の目的、取り組みの現状などを把握するため、タスマニア州電力事情視察会を開催、15人が参加した。
 タスマニア州の電力供給を担っているハイドロ・タスマニアの取り組みについてヒアリングするともに、同社が地元のタスマニア大学と産学連携で進める水素研究所、同社水力発電所の視察を行った。

▼逆転の発想が自然エネルギーの有効活用へ
タスマニア大学の水素研究所を視察 初日に訪問したHydro Tasmania’s Energy Discovery Centreでは、ハイドロ・タスマニアGMのレノン氏らから、同社の事業概要、取り組みなどについて説明を聞いた。
 ハイドロ・タスマニアは、豪州のリニューアル・エネルギーを6割供給している企業。リニューアル・エネルギーとは、環境を維持させたまま安定的な電力供給を行うことを意味しており、風力、太陽光、地熱発電などの発電を指す。レノン氏は「タスマニアは、豪州で最も資源のない場所。しかし、不利な条件の中にもビジネスチャンスはあるもの。タスマニアにしかない、水、風などの自然エネルギーを活かし、世界でも先進的なリニューアル・エネルギーを実現させることが、我々の使命」と話す。タスマニアの電力のほとんどは、同社がもつ水力発電によるものであるが、その一方で、中国、インドなどとジョイントで行っている風力発電の実用化も進んでいる。

▼産学連携で進めるハイブリッド・エンジン
タスマニア最大の水力発電所を視察 同社は、Energy、Business Development、Consultingの3つのセクションを関連付けることによりビジネスを成長させていく戦略をとっている。
 そのBusiness Developmentの一環で行われているが、タスマニア大学との産学連携によるハイブリッド・エネルギーの開発である。日本では既に、ハイブリッドカーが販売されているが、この産学連携では、自然エネルギーのみを活用するサスティナブル・エネルギーへの取り組みが行われていた。
 2日目には、タスマニア最大のダムで、豪州最大の蓄電が可能なGordon Damの水力発電所を視察した。1970年代につくられた同発電所は、現在、新たに2基の発電装置の設置が進められていた。日本の技術協力も行われており、視察先で日本人エンジニアと遭遇する機会もあった。
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